らぶ☆すとーりー 4
あんな事があってから、私はあまり外へ出る気がしなかった。



隼人はあまり無理しなくて良いとは言ってくれたが、やはりこのままじゃダメだよね。



分かっているんだけど・・・と、その時、1本の電話が鳴った。



プルルルル♪



誰だろう。



私は恐る恐る電話に出る。



「もしもし?戸田さん?」



「えっ・・・?須藤さん?」



「はい。」



「どうしたんですか?」



「少し戸田さんの事が気になって。」



あぁ、心配してくれたんだ。



須藤さんは、本当に誰にでも優しいんだね。




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