らぶ☆すとーりー 4
「すみません、日にちが決まったら、またすぐにでも来ます。


このデザインで今度は本当にお願いをしに。」



「はい、お待ちしております。」



佐藤さんは私達を見守るように笑ってくれた。



「あっ、このデザインお持ち下さい。記念に。



日にちが決まりましたら、その時はこの紙もお持ち下さい。」



「はい。」



「あっ、ありがとうございました!」



2人で深々とお辞儀をした。



私は、車の中でもう一度その指輪のデザインを見た。



隼人が結婚の事考えてくれていたなんて。



それだけで私は幸せだった。




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