らぶ☆すとーりー 4
「綾乃も東京なら泊まってくれば?」



「うーん、帰って来れる距離なんだよね。」



「そっか。


あっ、あと!」



隼人は何かを思い出したかのように言った。



「なっ、何?」



「飲みすぎるなよ?」



「えっ・・・?のっ、飲み過ぎなんかしないもん!


た、た、たぶん?」



「はぁ。何で疑問系なんだよ・・・。」



隼人は溜息を付いた。



そして、私は隼人を今日も見送る。



「いってらっしゃい!」



「いってきます。


あっ、酒・・・。」



隼人は私を意地悪そうな顔で見る。



てか、心配してくれているんだよね。



「わかった!ほどほどにする!」




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