らぶ☆すとーりー 4
「戸田さん!」



須藤さんは私の飲みっぷりにびっくり?



いいのよ。もう、こうなったらどうにでもなれ!



あの秘書なんなのよ!



隼人のなんなのよ!!



「戸田さん!」



「何?」



「飲めないんじゃなかったんですか?!」



「飲めないんじゃなく、飲まなかったの!」



そう言うと私はまたワインを飲み干す。



それでも、私はそんなにお酒には強くない。



分かってる、こんな飲み方したら酔っ払う事なんて。



私がもう1杯飲もうとすると、さすがの須藤さんも



「戸田さん!あっちに行きますよ!」



と、会場の隅っこにある椅子に私を座らせた。




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