らぶ☆すとーりー 4
この人は本当人が喜ぶ事を知っているんだな。



「須藤さんも食べる?」



「はい。」



私はプリンとスプーンを箱から出した。



「とりあえず、こちらの絵をお返しに参りました。


やっぱり、みんな妖精の物語を見て感動していましたよ!」



「本当ですか?」



と、プルプルプル・・・須藤さんの携帯が鳴った。



「今日は・・・って、ごめんなさい。ちょっと携帯が。」



「どうぞ?」



須藤さんが携帯で誰かと話している。



「あっ、今から帰りますんで。」



あぁ、帰っちゃうのか。



まぁ、もう用事は済んだしね。



ちょっと淋しいけど・・・。



「あっ、せっかくだからプリンだけ食べて帰って下さい。」



「はい。」



須藤さんは急いでプリンを食べる。



そして「今日はこれで」とすぐに帰ってしまった。



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