君、想う刻



「似合うよ」


廣瀬が楽しそうに言う



高校の制服を買うため今、高校で廣瀬の自室で制服のサイズを確かめてる



「……いいことあったみたいだね」



「そりゃ……

朱音の制服姿が一番先に見れるなんて

いいことだよ」



相変わらず廣瀬の表情が読むない


ウソつきめ



「……さっきのセミロングの人綺麗だね」




廣瀬の顔は一瞬ヤバイと思ったらしく……



でもそれは本の一瞬の事らしく




「あぁアレはクラスメイトだよ

変な心配しないの


分かった!自室にはもうクラスメイトでも部屋には入れない」




「ちょっと!」



さっきまで自室のソファーに座っていたのに


廣瀬の両手が顔の横にある




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