君、想う刻



「自分が通ってる高校だって言ってくれてもいいでしょ!!」




「なに言ってるの


言ったら朱音は受けなかっただろ



まぁ僕としては朱音と一緒の高校に行きたかったし……」




廣瀬はニッコリ笑う


なんて嘘くさい笑顔




「それより早くおいで


父が待ってる」




「あぁそうだな

朱音行くぞ」



今は廣瀬のお父さんが経営している会社のロビーにいる



高校が受かり廣瀬のお父さんに挨拶に来た







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