BLACK×HEAVEN
「顔にはあまり傷はつかなかったみたい」



そう言ったカズサの顔を見ると、カズサはリョウジの顔を愛おしそうに見つめていた。



カズサの顔から視線をずらしていくと、ベッドに頭を乗せてすやすやと眠っているさっきの男の子の姿が目に入った。



この子は、リョウジが自分のホンマの父親じゃないって知っていながらもこんなにリョウジを慕っている。



たぶん、リョウジもこの子を大事に思ってるに違いない。



親子っていうのは、血のつながりはなくても気持ちがつながってれば、それで充分なんやな…
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