BLACK×HEAVEN
「あんたの顔見てたら、ホンマなんやろなぁって思えてきてさ」



エンマは笑った。



口元からはあの牙が思いっ切り顔を出してる。



「それでだ」



エンマはまた真面目な表情に戻して話し出した。



「俺はここの住人であると同時に、ここにやってきたヤツをどうするか決める番人なんだ。まぁ、裁判官みたいなもんだな」



エンマが自分の説明を終えると、ガラステーブルの上のパソコンがポロンと音をたてた。



メールがきたみたい。



エンマはマウスを軽く操作している。



閻魔大王様がパソコン?



地味やし。
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