precious one

稔太と付き合って、１ヶ月が経った。


この１ヶ月、ほぼ毎日のように稔太と一緒にいた。

あたしにとって、稔太が初めての彼氏。


とにかくそばにいたくて。

稔太も、それは一緒だったみたい。

あたしの隣から、離れようとしなかった。


付き合い始めた頃は、

稔太の隣にいるのが恥ずかしかった。

意識して、

この人があたしの彼氏なんだと思うと、

緊張して上手く話せなかった。


でも今は、何も戸惑うことなく、隣にいられる。


稔太の作り出す空気感が、

あたしの緊張を取り除いてくれた。

きっと稔太は、無意識なことなんだろうけど。


それぐらい稔太は、あたしにとってすごい人。