隣の彼はイケメン兄弟?!
それにしても、今日の隆志はいつも以上に忙しそうだった。

殆ど机に向って何かをしている。

席を立つのは気分転換の煙草とトイレだけ。

その煙草の回数もいつもより少ないのが分かった。



何かの締め切りでもあるのかしら?

顔を合わせたくないとは思いつつ、やっぱり隆志が気になる私。

私に何か出来るかしら?それなら、何か手伝いたい。

何だか矛盾している私。でも、本当なんだもの。


「あの、山下さん。何かお手伝いしましょうか?あっ!でも、そうとは言っても、今日はそんなに残業できませんが・・・。」



とりあえず、今日はそんなに残業出来ないアピールはしておく。

リョウとの約束時間に間に合わなかったら困るもん。

まぁ、でも、家が隣なのだし?待たせておけばいい、といえばいいのだけど。

でも、何となく?約束だし・・・。

あっ、でも電話すればいいか?なんて思っていると、隆志から書類がドサッと渡されたのだった。


「この書類を○○して××してまとめて?」


隆志は私の横へ椅子を動かすと、丁寧に書類を見て説明し始める。

そして、一通り説明してくれると、机をトントンと鳴らし書類を揃える。


「OK?」

「はい。」

「今日は出来る所まででいいから。残りは明日頼んでもいいかな?」

「はい、大丈夫です。」



私は即答した。






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