隣の彼はイケメン兄弟?!
たか兄?りょう君?
あの研修から数日後。

私の元に母から電話がかかってきた。


プルルルル♪


「はい。」

『あっ、のんちゃん?』

「お母さん?」


私の事を“のんちゃん”と呼ぶのはこの世で両親の2人だけ。




『あのね、香が結婚するらしいのよ!でね、のんちゃんにも来て欲しいって♪』


香とはお母さんの大親友。

昔からよくうちに来てはお母さんと楽しそうに話していた。

私も沢山相手してもらったな。


「いいの?私なんて。」

『いいのいいの!もういい年だし、身内だけでするんだって。』


はぁ・・・。

いい年って、もう、お母さんがいう事じゃないでしょ!


「わかった。で、いつなの?」

『今度の土曜日♪』

「えっ?」




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