隣の彼はイケメン兄弟?!
2度目の合コン
香おばちゃんの結婚式も無事に終わって、私は日曜日に帰ってきた。

まさか、あの2人が、たか兄ちゃんとりょう君だったなんて思ってもみなかった。


そして、みんなの思い通りにならない!とは思ったものの・・・さて、どうするか?

やっぱり、私はお母さんの敷いたレールを走っていくのか?


でも、隆志やリョウなら、それもありかな?と思ってみたりして。

はぁ・・・。

私ってこんなに自分で決められない駄目な子だったなんて思わなかったわ。




そんな事を考えてから数日後。

私のもとに友達から電話が掛かってきた。


『もしもし~?花音?』

「あっ、桃子!どうしたの?いつもメールなのに電話なんて珍しいじゃん。」


この電話の相手は私の高校時代の同級生。

昔から一緒にバイトをしたりと、未だに仲良し。

彼女は美人でスタイルも良くて、いつも注目の的だった。


なのに何故未だに私と仲が良いのか?

うーん、それは謎。

そして、彼女は今雑誌のモデルをやっているのだ。



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