モテる女とモテる?女
衝撃!
そんなわけでおかまにまでつけねらわれるようになった雄子であったが、その後、入学式は無事に終わり、再び裕美と仲良く教室に戻って来た。
「ねー!!雄子!!せっかく変な縁で仲良くなったことだしさ、今週末の日曜にどっか遊びにいかない?」
「いいよ!」
他愛もないただの会話。
しかし教室中に鳴り響くブーイング。
―――上村くーん!!
―――そんな女と出かけないでっ!!
―――裕美ちゃぁぁん!!
―――俺らとデートしなぁい?
上村くんて‥
男じゃねぇし。
しかも裕美ちゃんなんて複数対ひとりのデートにさそわれてるし。
しかしそこは昔からそういう風に言われることに慣れている2人である。
「今度一緒にでかけようか?」
と、雄子はさわやかスマイルで返し、
裕美は、男子達にとびっきりのウインクをとばす。
「きゃー!!上村くん!!私服でお願いね!!」
「あたしもあたしもぉ!!」
「ゆ‥裕美ちゃん♪」
こんな調子で、取り巻きの馬鹿どもをかわすのは2人にとっては簡単なことらしい。
「ねー!!雄子!!せっかく変な縁で仲良くなったことだしさ、今週末の日曜にどっか遊びにいかない?」
「いいよ!」
他愛もないただの会話。
しかし教室中に鳴り響くブーイング。
―――上村くーん!!
―――そんな女と出かけないでっ!!
―――裕美ちゃぁぁん!!
―――俺らとデートしなぁい?
上村くんて‥
男じゃねぇし。
しかも裕美ちゃんなんて複数対ひとりのデートにさそわれてるし。
しかしそこは昔からそういう風に言われることに慣れている2人である。
「今度一緒にでかけようか?」
と、雄子はさわやかスマイルで返し、
裕美は、男子達にとびっきりのウインクをとばす。
「きゃー!!上村くん!!私服でお願いね!!」
「あたしもあたしもぉ!!」
「ゆ‥裕美ちゃん♪」
こんな調子で、取り巻きの馬鹿どもをかわすのは2人にとっては簡単なことらしい。