がんばれ!ノザワくん
それから2時間くらいして、ノザワくんとよねちゃんが、事務所に戻ってきた。

「いや~、あんなにいっぱい料理が出てくるとは、思わなかったな~!」

…相変わらず、のんきだな。

「だから、多すぎるって言ったじゃないですか~」

よねちゃんは、おなかをさすりながら、そう言った。

カヨさんに、電話番のお礼を言ったよねちゃんは、

「料理が多すぎて、食べきれなかったんですよ。パックに詰めてもらったんで、今日の夕飯にするつもりです」

と、説明していた。

どうやら、おなかをさすってたのは、食べすぎたようだ。

「食費浮いてよかったじゃない」

と言うカヨさんに、

「しばらく、鶏肉は見たくないですよ~」

と言っていた。



自分の席に座って、へばりかけているよねちゃんに、

「あ、そうそう、さっきの交流会の議事録、作っておいてね」

と、ICレコーダーを渡したノザワくん。

「課長~、せめて、休憩くらいさせてくださいよ~!」

よねちゃんは、妊娠数ヶ月くらいに大きくなったおなかをさすりながら、そう言った。
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