四季〜二人で歩む季節〜
このお店のナンバー1で、誰からも慕われている蘭さんが辞めるのは、みんなにとっても不安や戸惑いがあったのかもしれない。
まだフロアーがざわつく中、あたしの側に店長がやってきた。
「ミユ、次はお前がナンバー1だ。
しっかり頼むぞ。」
「…はい、わかりました。」
蘭さんが抜けて、このままいけばあたしがナンバー1になれる。
キャバ嬢になったばかりの頃は目標としていた事だけど、いざナンバー1が目の前に見えてくるとあたしはプレッシャーを感じていた。