芸能人との禁断の恋
全部話し終えたところで、潤くんの家に着いた。

でも、まだ一人にはなれそうもなかったから、潤くんの家に上がらせてもらうことにした。


「おじゃまします。」

「別に誰もいないから、固くなんなよ。」

「あ、ゴメン。」

「ま、いいや。風呂入ってこいよ。」

「え、あの・・・えっと・・・」

「え?俺と一緒がいいって?まいったなぁ。初めてを俺にくれるなんて。」


バチン


「いってぇ!何すんだよ!」

「誰もそんなこと言ってません!!着替える服がないだけです!!」

「ああ、そうか。(ってか女なのに、なんだこの力は・・・マジいってぇ!)俺の服貸してやるよ。」

「ありがとう。(なんだよ、このナルシストが!!)じゃあ、持ってきて。」

「先風呂入ってろ。あとで置いといてやる。」

「今持ってきて。あとだと何するか分かんないし。」

「別に、なんもしねえって。」

「車の中での話聞くと、まったく信用できないの!!」

「はいはい。分かったから、ちょっと待ってろ。」



さっすが、潤くん。

私服のセンスもいいけど、部屋のセンスもいい。

黒と白で統一されていて、家具の置く場所なんかにもこだわってるし。



「はい。これ着とけ。」

「ありがとう。」

「風呂場は、そこまっすぐ行った突き当りだから。」

「うん。」

「あ、それと・・・」

「ばか//それくらい言われなくても分かってます!!」



何が、「下着はつけろよ、俺だって男なんだから。」だよ!!

意味分かんないし!!!!!

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