友達以上恋人未満のキミとアタシ

なにげないキミの言葉に
安心してる

2人で話す
今年の夏の予定

「今年の夏は、どこに行こうか?」

キミの言葉に

まだアタシ

"キミの隣にいれるんだ"

そう思って、安心してる

幼なじみのキミとアタシ

ふとしたときに聞く
キミの言葉に焦ってる

「今年の夏こそ彼氏つくれよ?」

そうゆって笑う
キミの笑顔がまぶしくて
キミの瞳が優しくて

アタシは、いつも
涙をこらえて笑ってる


さりげない
キミの優しさに

なにげない
キミの言葉に

いつもアタシ
笑顔になれる

さりげない
キミの優しさに

なにげない
キミとの会話に

いつもアタシ
哀しくなる

いつまでも
キミの隣にはいられない
そんなのわかってる

いつまでも
キミの優しさに
甘えてなんていられない
そんなことわかってる

でもねアタシ
キミといると
安心できて、笑顔になれる

だからきっとアタシ
キミといられなくなったら
帰るところが
わからなくなった
迷子みたく泣いて

来るはずのない
キミの迎えを
待ってしまうんだろうな
< 9 / 17 >

この作品をシェア

pagetop