Melody Honey
その日の午後、私は待ち合わせに指定された公園の前にいた。

いい天気と言うこともあり、小さい子供からお年寄りといろいろな人たちが集まっている。

そのうえ、この公園はビックリするくらいに大きい!

花もある、噴水もあると、まるで外国の映画に出てくる公園のようだ。

「何で?」

私は呟いた後、首を動かして周りを見回した。

と言うか、
「一体どこにいるの!?」

桐生本人の姿が見当たらないって、どう言うことなんですか!?

そう思った時、どこからかサックスのメロディーが私の耳に聞こえてきた。
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