半径1メートルの悲劇



「ファミレス入った!」


高岡は近所のファミレスに入った。
このままだと会話が聞けないじゃねーか・・・


「俺たちも入るか・・・」


俺たちは、高岡が座ってるところの近くに座った。
バレそうでバレなさそうな席。








「ごめ〜ん・・・
高岡さん、待った?」


そんなときに現れた男。
高岡の向かいに座った。

いつもの高岡ならここで殴ったり蹴ったりするはずだが・・・。
真面目に話を聞いてるじゃねーか!!?
どうしたんだよ?あいつ。



俺たちは、気になってガン見をした。
バレませんように・・・










「ねぇ・・・高岡さん。
・・・あれって、知り合い?
さっきから、こっち見てるんだけど・・・?」

「ん?
・・・・・・悠里?」




バレたーー!!!



< 31 / 34 >

この作品をシェア

pagetop