ただ君の側にいたかった…
祐司の親父さんには数回しか会った事しかないが、俺はほぼ毎回怒られていた。
運転が荒いだの、言葉遣いが悪いだの、些細な事ばかりだったが、殺されるんじゃないかって思う程に、祐司の親父さんは怖かった。

でも祐司の親父さんは1本極太の筋が通っている感じで、俺にはかっこよく見えた。

祐「じゃあ俺みぃこ迎えに行ってくる」

俺「ああ。頼んだ」

祐司はバイクに跨がり、走って行った。


祐司はやっぱり父親の血が流れているんだな。
強くて、頑固で、1本しっかりとした芯が通った奴。
男から見て祐司はかっこいいと思う。

調子に乗るから絶対本人には言ってやらないけどな。
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