ただ君の側にいたかった…
病院の駐車場に車を停めた。

俺「着いたぞ。降りろ」

み「私行かないよ。何でここまで手が込んでるわけ?やり過ぎでしょ?本当に笑えないから」

ここまで来ても、みぃこは頑なに否定し続けていた。

俺「お前いい加減にしろよ?ガキみてえな事言ってんじゃねえよ」

み「ガキじゃないもん…」

俺「もう何でもいいからついて来い。ついて来るだけでいいから」

俺は嫌がるみぃこの腕を掴み、病院の中へ引っ張って行った。

入り口で祐司が待っていた。

祐「みぃこ遅かったな」

俺「涼は?」

祐「ああ。こっちだ」

案内されるままに祐司の後をついて行くと、涼の家族がいる部屋に着いた。

そして、その部屋の中央に涼が横たわっていた。

俺の後ろでみぃこが入るのをためらっているのが見えたので、強引に引っ張って部屋に入れた。

奈「来てくれてありがとう」

奈々は赤い目で無理に笑った。

涼は安らかに眠っていた。

俺には、涼の顔が最後の兄貴とダブって見えた。


俺達の周りって呪われてるのか?
2人も交通事故で死ぬなんて有り得ないだろ?

俺には今の状況をすぐには理解できなかった。
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