ただ君の側にいたかった…
しばらくして、みぃこの携帯が鳴った。
奈々からみたいだ。

たぶん戻って来いって電話だろうな…

少し話してから電話を切ったみぃこが、笑顔で俺の方を向いた。

み「奈々さんが帰って来いってさ」

ほら、思った通りだ。

俺「マジ?」

み「帰りたくないの?」

今はもう少し2人でいたかった。

俺「みぃこがお願い聞いてくれたら帰るかな」

み「お願いって?」

俺「抱きしめていい?」

み「そんなんでいいの?」
こいつにとって抱きしめられるのはたいしたことないのか?
まあ、抱きしめられるならいいか。

俺「おいで」

腕を広げて言うと、みぃこが飛び込んできた。

俺の腕の中にすっぽり収まるみぃこが可愛く思えた。

18歳にもなって、この時初めて自分がドキドキしているのがわかった。

みぃこはチビだから、俺の心臓の辺りに頭があって、ドキドキしてるのがバレるんじゃないかって内心ビビってた。
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