王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜
「先生、も?」



薄暗い所でも、こんな間近に居れば、イヤでも顔が見える。


ドキドキとあたしの鼓動がなっている。


「ほら、お嬢さんのせいだよ?俺がこうなってるのは」



先生はそう言ってあたしの手を、先生の心臓に移動させる。


「聞こえる?お嬢さんが、俺にさせてるんだよ」



「せ……せい」



先生の鼓動は、あたしのように早い。



「……んっ」



次の瞬間、先生はあたしの顎をグイッと上に向かせ、唇にキスを落とす。



「良かっただろ?俺のキス」



先生は不適に笑ってそう言った。
先生は、言わゆる二重人格で良く素に戻る。



俺様に……



そこも、すごく魅力的で、さらにあたしはドキドキだった。あたしだけが、知ってる先生の表情だ。


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