猫と僕と
「凜ちゃん、龍が嫉妬してますよ!」

「えっ…あっ…」



顔を赤くする凜ちゃんが可愛い。



「ば…馬鹿!!嫉妬なんて…」


潤んだ瞳でこちらを向く凜ちゃんと目が合った。


「嫉妬……ちょっと…するけど…」







頬を赤くしてニコッと笑う凜ちゃん。



ブチが大声で僕と凜ちゃんを交互に指差して「あれー!?」と叫んだ。


凜ちゃんと目を合わせてお互い照れ臭そうに笑い合った。



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