僕の白雪姫


「俺はもう……誰も好きになんてならない。永遠に」




そう決めた。





これが俺の正しい答え。





だけどこの答えを決めて口にしてみると……
胸が締め付けられて
息苦しくて
心がぶち壊れてしまうほど苦しい気持ちになってしまうなんて……。





俺の人生後悔ばっかだ…。




だけど一度口にしたことはもう絶対に曲げたくない。




「じゃあ…」





そう言って保健室を後にした。





その時…
まさか朱李が姫をあんな目にあわすなんて思ってもみなかった。








< 138 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop