僕の白雪姫

事件の始まり



あの後
教室に戻る途中で
熱がものすごく上がり
ぶっ倒れて早退して……





それから3日間
魘されてた。





今日は面倒だったから
昼から学校に行くことにして
今はベッドでごろ寝中。





「はぁ…」





だりぃ〜…。





風邪はなおったけど
心が重い。





ボーッとしていると
姫のことばかり思い出してしまう。




ダメだ!!
ボケッとしてたら
姫のことを考えてしまう。




学校いこ!!





そう思った時…
ケータイがいきなり鳴り出した。
いきなり鳴り出したから
ビックリしてケータイを睨む。





……電話か…。
それも陸斗から。
てか今の時間って
確か授業中だよな…?





俺は通話ボタンを押して電話にでる。





『おぅ!!お前3日も学校休んで大丈夫なの?』





「おぅ!!昼から行く〜…てかお前今授業中なんじゃねぇの?」





『あぁ〜今授業中だけど…先生とか怖くないし♪』





多分先生は陸斗が
怖いから怒れないだけだと思うんだけど……。





学校ちゃんと行ってても
授業中電話なんかしたらダメだろ……。








< 139 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop