生きてる証
第一章
今日もまた、ここへ来てしまった。
私の肌を照らす日射しが
日に日に強くなっていることを感じた。
アスファルトからの熱で、私が歩いてきた道はすでに陽炎に包まれていた。
私は逢いたいという思いを抑えきれず、自動ドアへと歩みを進めた。
自動ドアが開き、病院に入った途端に吹き出す冷気に思わず目を細めた。
受付の人とは、何度も通い詰めるうちに、もうすでに顔見知りになっていた。
「はるちゃん、今日もお疲れ様。」
私のことも、あだ名で呼ぶ仲になっていた。
「ありがとうございます。悠哉は病室に居ますか?」
私は愛しい彼に毎日会いに来ている。
「うん、居るわよ。」
「わかりました。」
そう言って
少し早足で
悠哉の居る病室に向かった。
私の肌を照らす日射しが
日に日に強くなっていることを感じた。
アスファルトからの熱で、私が歩いてきた道はすでに陽炎に包まれていた。
私は逢いたいという思いを抑えきれず、自動ドアへと歩みを進めた。
自動ドアが開き、病院に入った途端に吹き出す冷気に思わず目を細めた。
受付の人とは、何度も通い詰めるうちに、もうすでに顔見知りになっていた。
「はるちゃん、今日もお疲れ様。」
私のことも、あだ名で呼ぶ仲になっていた。
「ありがとうございます。悠哉は病室に居ますか?」
私は愛しい彼に毎日会いに来ている。
「うん、居るわよ。」
「わかりました。」
そう言って
少し早足で
悠哉の居る病室に向かった。