ほどよい愛
「いつ見ても綺麗な人だな。仕事もできて格好いいしな。俺の会社でもファンの男いっぱいいるし」

「うん…。素敵な人だよね」

そう、彼女が素敵だって事は認めざるをえない。
恭汰に関する気持ちを入れても、彼女は素敵な人。
恭汰を呼び捨てじゃなく
『相模くん』

と呼べる特別な人。

「あ、今晩高校ん時の奴等と飲むけど、姫も来ないか?」

「え?」

「たまたま約束してるんだけど、さっきメールで姫に再会したって言ったら絶対連れて来いってさ」

「高校って、慎也の周りにいたあのメンバー?」

思い出し笑いをしながら期待をこめて尋ねてみると、慎也も同じような笑顔で

「そう、あのメンバー。いわゆる『チーム姫』だ」

「懐かしいなぁ。行ってもいいなら行きたい!」

思わず慎也の腕をつかんでしまう。
< 43 / 302 >

この作品をシェア

pagetop