君といたあの夏
出会い
君といたあの夏。
なにかがかわった気がしたんだ。純粋で真っすぐな君は私の光りだったよ…




中学2年の春


裕『おい。出席とるぞ』
俺は、学級委員の橋本裕
クラスメイト『裕。また彼女いないぞ』
裕『は?また?』
クラスメイト『ぎゃー裕きれた?まぁおこんなって!いつものことだろ?』
彼女とは、金髪ピヤスの山城樹里だ。
ガラガラッ ビシャン
教室を抜けて、裕は樹里を探しに行った。







樹里『ふぅ。今日もさぼるかな』
裕『おい。にがさねーぞ今日はちゃんと授業でろよな』苦笑いしながら樹里に言う
樹里『嫌よ。どーせあたし、クラスで浮いてるし』
裕『いいからッこいって』ムリヤリ樹里をひっぱる
樹里『かぷっ』裕の手をかむ
裕『いってぇ!』
樹里『くすッ今日もおつかれさま♪』



門を出て公園に向かう
陸『あーー!』サッカーボールが樹里の足元に転がってきた。

樹里は、ボールを拾った。
樹里『はい。どうぞ』
陸『ありがとう。』
樹里『君、名前は?何歳なの?』優しく微笑む
陸『俺、陸!小学3年生』
樹里『へぇ。えらいね練習なんて、まだ小さいのに』
陸『うん。俺、将来サッカー選手になりたいから。お姉ちゃんは?なにになりたいの』照れ臭そうに言う。


樹里『あたしは………将来なんてあるのかな。。あっごめん急用が出来ちゃった』
ごまかそうと、樹里は嘘をつき 逃げ出す
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