絶対服従の恋
猛ダッシュ仕掛けた瞬間!

「…。…クッ…。クックッ。
ハハハ…。ハハハ…。」

突然大きな声で笑い出した。

(キャーッ!
イケメンが壊れたー。)

「ハハハ…。ハハッ。
…気に入った。」

「?」

「気に入ったよ。お前を。」

ニヤリと妖しげに笑いながら
手を伸ばしてくる。

肩に手が触れる。

ビリッと電気が走るみたいに
触れた所が熱くなる。

「…あっ。んっ。」

(嘘っ、勝手に変な声が…。)

「…やらしー声、出すなよ。我慢出来無くなるだろ?」

耳元で蕩けそうな甘い声で囁かれ、
体に力が入らない。

「力…抜けよ。
俺様が、良くしてやる。」

イケメンの肩に触れた手が、下へと移動する。
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