先生×自分
要の頭を乗せて、ひざ枕をしてあげた。

「…」

真っ赤な顔で、ぼーっとしている要。

頭を撫でて髪の毛をくるくるさせて遊んだ。


「んー…」


すぅっと静かに眠り込む要。

そういえば、昔もこんなことあったなぁ。要に勉強を教えてジュースを飲ませたとき…倒れたんだよね。


「うらやましいなぁ」


木田先生も真っ赤な顔で自分の右肩に頭を乗せた。

右手で木田先生の頭を、左手で要の頭を撫でた。


わらわらと平次も溝川も隆幸さんもお父さんも集まってきた。

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