先生×自分
†荒山†
「…」


目が覚めた。

天海さんは、まだ眠っているようだ。


起き上がって、隣の部屋にいる皆の所に向かった。


静かに扉を開くと、むさ苦しい…とでも言おうか。


要はベッドから落ちたのか、床で寝ている。

要以外は、普通に寝ていた。


「…南?」


「おはよう」


要の頬を引っ張っていると、要は寝ぼけながら起き上がった。


「風邪ひかないでよね」


「んー」


要の頭を撫でて、立ち上がって皆の顔を見た。



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