アリス図書館
それに気付いたイオンはアリスから口をはなしてニコッと笑い
「アリス様、起きしたか?」
朝から爽やかな笑顔。
そこらへんの女の子には極上なスマイルだろう。
だがアリスにとっては嫌味な顔にしか見えなかった。
「毎朝毎朝、普通に起こしてって私は言っているでしょう?」
アリスは冷ややかな目でイオンを見た。
「こうでもしなくてはアリス様は起きませんから」
そう言ってイオンはアリスの部屋にある窓を開けた。
アリスの窓から見える景色は、イオンが手入れをした庭が見えた。
それ以外にはなにもない空間。
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