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「お・は・・・っよ。っと!」

「うわっ!…ってコラッ、何すんだって!!」





くすぐったがりな彼はいつも腰をツツくだけで身体をねじる。




勇気がない私が
彼に声を掛ける常套手段。




「コーヒー持ってて危ないでしょーが。やめなさい」

「大丈夫、私避けるの上手いから!てか、ほんとに弱いよね。っと」




そう言ってまたツツく。

「だーっもう!!だから、危ないから!!」

「だって面白いんだもんっ!」

―――嘘。
本当は単にあなたに触りたいだけ。




そして、またツツく。

「おわっ!…そんなイジメっ子はもう知りません」

「別にいいもーん。他に構ってくれる人がいるから!」

―――嘘。
もっと私を構って。




だから、もう1回。

「だぁっ!もーーー。」

「本当は嬉しいくせに!」

―――ねえ、もっと私に構ってよ。


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