【完】ひまわりと太陽。
「いいよ。美沙ちゃんのから乗ろ?」
私は食べ終わったポップコーンの空をゴミ箱に捨てた
「じゃあ行こっか!」
美沙ちゃんは安心したような表情を見せた
「そうだね。っていうか美沙は何乗りたいの?」
「ん~~っと…ジェットコースター!!」
美沙ちゃんは立ち上がりジェットコースターを指差した
「は!?いきなりジェットコースター!?」
信じられん!という顔をして美沙ちゃんを睨む秀君
「何よぅ。別にいいじゃん」
「は!?ありえないから!ねぇアオちゃ…」
秀君は言葉をとめた
ジェットコースター…
私はジェットコースターを見てみた
てっぺんの所は凄く高くて「きゃー!」という声が聞こえる
「ごめんなさい。怖くて乗れない…」
高いところは嫌いじゃないけど…
あそこから落ちるのはちょっと…怖い。