生徒会長VS幼なじみ
「いつ会ってんのか知らねえけど、どうせ、その佑樹の顔とかわかんねえんじゃねえ?その辺でスレ違ってもさ〜」


「顔とか関係ないもん…」


「へ〜じゃ、お前もし、佑樹がデブでブサイクでもいいのか?頭ん中じゃもの凄く良いイメージで想像してんじゃねえの?」


「それ!和真が背が高くって、イケメンで頭も良くて、自信があるからそんな意地悪なこと言うんでしょ?」


「違っ!俺は…」


「最低だよ!」


私は悔しくて、ムカついて、和真を置いて生徒会室を飛び出した


「愛羅!」


後ろから和真が私を呼ぶ声が聞こえる


私は振り返らず、そのまま下駄箱で靴に履き替えて学校を出た






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