生徒会長VS幼なじみ
和真が私の手を引っ張り、私は和真の上になるような体勢になる


「あ、ごめ…ん…」


私は仰向けに倒れた和真の胸に手を突っ張っていた


和真が私の両手を握りって開く


そのまま私を自分の方に引き寄せた


私は倒れた和真の上に乗っている状態で、顔は和真の肩にある


ギュッと抱き締められて耳元に囁かれた声


「愛羅…他の男なんか…佑樹なんか忘れろよ…」


「和真?」


私、佑樹のこと…忘れてた


あんなに好きだったのに…


いつの間にか和真にドキドキしてキュンってしてる


「俺、前にも言ったけど…こんなにマジになったのお前だけだから…」


「うん…」





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