生徒会長VS幼なじみ
「着いたけど…」


「あ〜うん…」


私は急いで掴んでいたベルトを離して降りた


何か気まずい…


東條は小道の角にチャリを置き、海岸へ下りる階段を下り始めた


私もついて行く


東條が階段の一番下に座り、私も少し間を開けたが隣に腰掛けた


「お前さ…今朝、俺にイイ気になってるって言ってただろ?」


「あ〜聞こえてた?あれは特に意味はなくてね…咲希が東條が私を副会長に推薦したのが何とかかんとかって…」


しどろもどろになりながら弁解する私






< 33 / 527 >

この作品をシェア

pagetop