生徒会長VS幼なじみ

おしおき…

ゆっくり歩いてもう家の前まで来てしまった


「あ、家…着いたから…ありがとう」


佑樹が玄関の前で止まった


「会えて良かった…でもさ…もう帰るの?」


「え?」


佑樹は玄関の前の階段横の壁に背中を付けてそう言う


「まだ話、途中だし…何かこのまま約束破ってバイバイって酷くない?」


佑樹の声が冷たい


「そ、そうだね…でも、私はさっきから言ってるように、佑樹の為を思って…」


言い訳をしている私の言葉を途中で遮り、佑樹が発したこと


「ね…家…電気ついてないけど…もしかして…誰もいないとか?」





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