生徒会長VS幼なじみ
佑樹は私の横に座って、体重をかけず、両手を私の頭を挟むようにベッドに置いていた


私の両手は佑樹の胸を押している


佑樹が体重をかけたら私の腕が負けるに決まってるよ


そして信じられない佑樹の行動


佑樹はパッと起き上がって胸から離れて空を押した私の両手首を握り、私の頭の上に上げた


もちろん佑樹の全体重がズシンと私にのし掛かる


「クッ…」


一瞬、息が出来なかった


そして佑樹は私の両手首を一気に引いて、私をベッドの上に座らせた


「キャッ…」


佑樹の足の間に入ってしまった私


両手は、お腹の辺りまで下ろされ佑樹の左手のみで掴まれた





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