生徒会長VS幼なじみ
「え?」


和真?何言って…


私は一瞬、頭の中が真っ白になって、椅子に座ってるんだけど、後ろにぶっ倒れそうになる程の衝撃を受けた


「イヤ?」


和真が耳元で小さく囁く


「うん…イヤ…」


和真の顔を見ないまま答えた


「イヤなら合格するコト!…俺も別れるなんて出来ねえし…」


チュッ


さりげなく私のホッペにキス


いつもこうして私に魔法をかける


それだけで元気になれる


別れるって言葉が、ウソなのもバレバレだけど、和真と別れるなんて絶対にイヤ!ムリ!ありえない!





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