生徒会長VS幼なじみ
「和真に移るから…」


私は軽く抵抗した


「関係ねえよ…お前の熱…俺がもらってやる」


そのまま重ねられた唇


「ん…」


外の空気のせいで冷たくなっていた唇が、次第に温かくなってくる


和真は唇を少し離してまた重ねる


軽い感じのキスをしばらく繰り返していた時、私の口の中に何かが入ってきた


「………んっ……」


和真の舌…?


軽いキスしか知らない私は熱のせいか、頭がボーッとして和真の舌の動きに合わせて自分の舌を絡めていた


それはほんの2、3回で唇は離される


「誰に見られるかわかんねえから、続きはまた今度な」





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