生徒会長VS幼なじみ
しみじみとたそがれる和真


「本当だね…早いね」


「愛羅、送ろっか」


和真は私の手を握って立たせた


「和真の後ろは私だけの指定席だもんね!」


そうして私は和真より先に階段を上がった


二人乗り…


もう数えられない位してる


毎日、和真の後ろにこうしてしがみつく私


この大きな背中、絶対に離さない


誰にも渡さない


高校行ってもずっと私の和真だもん





< 523 / 527 >

この作品をシェア

pagetop