生徒会長VS幼なじみ
「おはよう、愛羅」


「え?あ…おはよう…熱は?もういいの?」


遅刻ギリギリに和真がやって来た


咲希は気を利かせたつもりか、自分の席に戻っていった


「ああ。もう完璧!」


「良かった」


「ノートありがとな。助かった」


「うん」


HR、授業と何事もなく終わり、放課後


教室を出ようとした時、和真が声をかけてきた


「愛羅、お前ん家の近くまで一緒に帰ってやるよ」


「え?いいよ、そんなの」


「お前送っても、俺チャリだし」


「方向…逆でしょ?」


二人乗りって案外照れるし






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