Je t'aime?



『終業式の日?』



「そう、だから今週の金曜日」



『…金曜日…』



…?



なぜか、祐太の声が、どんどん小さくなる。



「…どうしたの?」



『…お前…』



「え、なに?聞こえないよ」



私はケータイを耳にぎゅっと強く押し当てた。








『…なんか忘れてないか…?』








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