Je t'aime?
どんな感じ…?
「えーっと…、なんか、ジェとかジュとか…」
どんなだっけ…。
「あ、そうそう、ウジェーヌって感じでした」
「名前かよ!」
「いやだから、そういう感じだったって言ってるの!でも最初はジュみたいに聞こえたんだけどなぁ…」
うるさいガミくんの突っ込みに負けじと、私が記憶を取り戻そうと考えていると、
「…ジュテーム?」
と、紗江子がポツリと言った。
「あ!そんな感じ!」
紗江子の言葉にピンとひらめいた。