Je t'aime?



どんな感じ…?



「えーっと…、なんか、ジェとかジュとか…」



どんなだっけ…。



「あ、そうそう、ウジェーヌって感じでした」



「名前かよ!」



「いやだから、そういう感じだったって言ってるの!でも最初はジュみたいに聞こえたんだけどなぁ…」



うるさいガミくんの突っ込みに負けじと、私が記憶を取り戻そうと考えていると、








「…ジュテーム?」








と、紗江子がポツリと言った。



「あ!そんな感じ!」



紗江子の言葉にピンとひらめいた。




< 239 / 254 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop