まさかまさかのメガネ君!?


教材室はホコリっぽくて煙くて早く出ていきたかった。

「ホチキスどこだよ〜」
段ボールの山を足で退かしてホチキスを探した。

ガラッ
「あれ」
「え…」
最悪なタイミングで会ってしまった…前川颯人。

「もしかしてホチキス?」
「う、うん。そうだよ」
そっか、こいつも遠足実行委員だったんだ…

「あった?」
「ないっぽいんだよね」
私は近づいてくる前川を
避けるように奥に進んだ。

「もう、ないじゃん!」
私は近くの棚を蹴った。
その衝撃からか上にあった
段ボールと本が落ちてきた。

「きゃっ…」
「おい!」
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