ねぇ、好き?
1ヶ月前…あたしは悠ちゃんに告白するために、学校が終わってすぐ家に帰った。
家に入る前に悠ちゃんの部屋の明かりを確認したら、まだ帰ってきてなくて。
あたしは1度部屋に荷物を置きに行って、それから悠ちゃんの家の前で待っていたんだ。
あの頃は4月下旬くらいで、夕方はまだ冷える時期だった。
「はぁ〜…悠ちゃんまだかな…」
時間は6時半になろうとしている。
5時くらいに帰ってきたから、待ち始めてから1時間半が経とうとしていた。
6時を過ぎると、だんだん暗く、寒くなってくる。
あたしは手を息で温めながら、悠ちゃんを待った。
『――…真結?』