15才でママになった理由(わけ)
柊人の気持ちは本当に嬉しかった。



優しい柊人に甘えようとして、本当にごめんね。



「気持ちが弱くなって、柊人に甘えてごめんなさい。赤ちゃんと琢哉さんを待つ事に決めた。」



最初から決めていたことなのに、気持ちがふらついてしまった。



私には両親もいるし、友達もいるから。



「奈都に冷たい事言ってごめんね。」




「ううん、嬉しかったよ」。


亜矢は誰よりも私の気持ちを大切にしてくれる。



「亜矢の気持ち嬉しかったよ。亜矢には早く話すべきだった。」



柊人の気持ちも大切にしたい。



「柊人もありがとう。柊人とこれからもずっと友達でいたい。」



柊人が頷いてくれた。



「分かった、奈都の事は友達として支える。」




亜矢が柊人の背中をバシンとたたいた。



「柊人。中々やるね。」



背中が痛いと文句いいながら、柊人が笑った。


良かった。



一瞬でも柊人の気持ちに甘えそうになった、自分が恥ずかしい。



柊人に私と同じ辛さを背負わせるとこだった。



甘い自分が恥ずかしくなった。




この子の為にもっと強くならなきゃ、駄目だ。




琢哉さん、弱気になって本当にごめんなさい。



父さんと母さん、柊人と亜矢もいるから、こんな事に負けない。





















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